ページの先頭です。

心のブログ

【返事が遅い・来ない】勘違いや思い込みで相手の感情を決めつけていませんか?

交際中や片思いの相手との関係性において、以前に比べると、

・LINEやメール、チャットなど返事が遅くなった
・そっけなくなった
・会う頻度が落ちた

ということで「相手に冷められた/嫌われた」と感じられる方は少なくありません。

今まであったものが減ったりなくなったりすると、こちらとしては不安になりますよね。

そこで相談に来られる方もいますが、お話を聞いているとほとんどの場合、彼/彼女にその理由をたずねていません。

つまり、「連絡が減ったから冷められた、嫌われたかもしれない」というのは、あくまでご相談者様のなかにある「考え」だということです。

恋愛はもちろん、人間関係を難しくさせる要因として大きいのは、この「考え=思い込み」だといわれています。

「いやいや、だって実際に前はこれだけあった連絡がこんなに少なくなったんだから、冷められたに決まっている!」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

けれどそもそも、

連絡が減った=冷めた・嫌いになった

と考えているのはあなただけであって、もしかすると彼/彼女のほうは「関係性が進んで安定してきたから」という理由で、連絡の頻度を落としているのかもしれないのです(それを意図しているかどうかはまた別の話ですが)。

ようは、冷めたかどうか、嫌いになったかどうかというのは、実際に彼/彼女に聞いてみないことにはわからないということ。

「理由を直接聞けるならそもそも悩んでいません」と思われる方もいらっしゃることでしょう。

しかし、聞かないことには何もかもが想像の域を出ない、というのが現実です。

たとえば占い師やカウンセラーにお相手の気持ちというものをたずねてみることで、それらしい答えが返ってきたとしても、それはあくまであなたのなかで腑に落ちる解釈であるというだけで、イコール彼/彼女の本心とは限りません。

あなたのなかで腑に落ちる解釈というのは、やっぱりあなたの「考え」のひとつなので、必ずしもそれが彼/彼女の「考え」と一致するものではないということがわかるでしょう。

彼/彼女がどう思っているかは、本人に確認することが一番なのです。

ちなみによくあるのは、もともとお相手はLINEやメールをこまめにするタイプではなく、要件がない雑談が苦手だったというパターン。

また、しばらく仕事やプライベートで疲れることがあり、軽快なレスポンスをする気力が削がれていたというケースも。

連絡が少なくなったからといってお相手の熱量が下がった!と決めつけるのは早計だということがおわかりいただけると思います^^

今回は連絡の頻度を例としてお伝えしましたが、恋愛ではこのように勘違いや思い込みによって相手の感情を決めつけることが関係悪化につながりやすいです。

良好な人間関係を築くためにはまず、自分のなかに浮かぶあなたの「考え」が妥当なものかどうか、勘違いや思い込みの可能性はないか、検証するクセをつけましょう。

そして、どうしてそのような「考え」に至っているのか? その原因となる「信念(ビリーフ)」にご自身で気づかれることが大切です。

自分の「信念(ビリーフ)」とは一体どのようなものなのか、気になる方はわたしの相談にいらしてくださいね^^