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里穂のブログ

未完成なほど相手に残る

別れた後って、『消したいのに消せない』
『不安で眠れない』『新しい人がすぐにできそうで怖い』
そんな気持ちになった事ある?

でもね、実はどんなに冷たく見える人でも、切り替えが早い人でも、ダメ男、ダメ女でも
抗えない心理の法則があるんです。

それが『ジグニック効果』

人間はちゃんと完結した出来事は意外とすぐ忘れるけど、途中で止まったことにはずっと引きずられる生き物なんです。

例えば、最終回まで見たドラマはすぐ忘れるのに、
打ち切りで終わった作品やクライマックスが続きそうなドラマは何年経っても『続きが気になる』って
思わない?恋愛もそれと同じなんです。

もし、本当に決着がついた別れなら時間と共に忘れられる。

しかもこの効果は、実は振られた側より振った側のが強い。『本当にこれでよかったのか?』って
終わらない問いに悩み続けるから。

じゃあ、この効果をどう活かせればいいのか?
そのポイントは3つあります。

@ 『全部を言わない』
別れた気持ちを全部吐き出すと相手はスッキリしてしまう。だからあえて余白を残す事。

A 『中断をつくる』
会話が盛り上がった所でスッと切り上げる。
映画がクライマックスで止まったみたいに、
相手は続きが気になって仕方なくなる。

B 『未完成の証を残す』
一緒に育てていた植物、買ったままのチケット
実現してない約束。
こうした痕跡がまだあるだけで、相手は無意識に
あなたを思い出す。

ジグニック効果は理性でコントロールできない
だから必死に縋るよりも、ちょっとした『未完成感』を残す方が、何倍も相手の心に深く残れるんです。