里穂のブログ
失って気づくなんてコスパ悪すぎ
普通は、自分にとって何がいちばん大切なのか気づくことのほうが難しい。
お金なのか、仕事なのか、恋人なのか、家族なのか。
「これだけは失いたくない」と本気で言えるものって、意外とすぐには分からない。
人は不思議なくらい、
“あるもの”には鈍感になる。
毎日そばにいる人の優しさも、
当たり前に会える時間も、
何気ない会話も。
気づけば全部、「あって当然」になってしまう。
だから大切にすることを後回しにして、
感謝も伝えないまま、
「また今度」「いつでも会えるし」と、簡単に先延ばしにしてしまう。
でも、なくなった瞬間にやっと気づく。
あれがいちばん大切だったんだって。
あんなに支えられていたんだって。
あの人がいたから、毎日が普通に回っていたんだって。
本当に皮肉だと思う。
失ってから気づくなんて、少し遅すぎる。
しかも厄介なのは、
だいたい「一番大切なもの」ほど、身近にあるということ。
近くにあるから価値が見えない。
いつでもあると思うから、雑に扱ってしまう。
そして本当に失ったとき、取り返しがつかないほど後悔する。
カウンセリングをしていても感じる。
人がいちばん苦しむ後悔は、
「手に入らなかったこと」より、
「大切にしなかったこと」だったりする。
もっと話しておけばよかった。
ちゃんと伝えておけばよかった。
あのとき素直になれていたら。
そんな言葉ばかりが残る。
だからこそ思う。
特別なことをしなくていい。
ただ、今そばにいる人をちゃんと大事にすること。
会えるときに会って、伝えたい言葉をそのまま伝えること。
それだけで、未来の後悔はきっと減らせる。
今日あなたの隣にいるその人は、
もしかしたら、人生でいちばん大切な存在かもしれない。
失ってから気づく前に、
どうか今、気づいてほしい。
