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里穂のブログ

過去と未来の選択

過去の光景で、
そこだけ切り取ったみたいに覚えている瞬間ってありませんか?
細かい出来事は忘れているのに、

その場の空気や、そのときの感情だけははっきり残っている。

私にもあります。

家族3人で観覧車に乗った日のことです。

私はそのとき、
私が望んでいた「家族の幸せな形」が、
このままずっと続けばいいのに、と考えながら座っていました。

楽しい時間に不安を感じていたということは、
関係のどこかに無理があったということです。
離婚した今、その感覚は間違いではなかったと分かります。

誰も、離婚したくて結婚しません。
未熟な2人が出会い、
未熟なまま結婚し、
未熟なまま親になった。

人生は初めてのことだらけで、
衝突も、すれ違いも、余裕のなさも当たり前でした。

「どちらかが我慢する形じゃなくて、
お互いが納得できる形を探したかった」

あの頃の私は、それをうまく言葉にできませんでした。

カウンセリングの現場でよく聞く言葉があります。

「若くして結婚するから失敗する」
「そんな人を選んだ自分が悪い」
「何も考えてないから」

正論かもしれません。

でも、本人が一番わかっています。

もし最初から将来のすべてが分かっていたら、
きっと結婚を選ぶ人は少ないと思います。

愛は冷めると言う人もいます。
残らないと言う人もいます。

でも人生が一度きりなら、
“好き”という感情で結婚してみたいと思うのは、
自然なことだと思います。

人は、わからないからこそ、飛び込むのだと思います。

「過去は変えられない。でも未来は変えられる。」

よく聞く言葉です。

けれど、未来の変え方がわからないままでは、
その言葉はあまりに遠い。

未来を変えるとは、大きな決断ではなく、
今日の選択を1つ変えることかもしれません。

・本音を飲み込まない
・相手を変えようとする前に、自分の境界線を持つ
・条件や駆け引きではなく、誠実さを選ぶ
それはとても小さな変化です。

もし過去に戻れるなら、
今、私の隣にいる大切な人にも、
後悔せずにちゃんと伝えたいことがあります。

「人を求めることで、自分の心がどこにあるのか、何を本当に大事にしているのかを見失わないでほしい。
その気づきが、結局自分を守る力になると思う。」

魅力がある人ほど、
選択肢が多い人ほど、
向き合うことから逃げてしまうことがあります。

でも本当の強さは、
誰かと真正面から向き合う覚悟の中にある。

これは彼に向けた言葉であり、
同時に自分自身への言葉でもあります。

今、生きていても何が変わるかわからない。

真っ暗なトンネルにいる感覚。

でも、トンネルにいるということは、
“止まっている”のではなく、
“通過している途中”なのかもしれません。

過去は変えられません。
でも、過去から学んだ姿勢は選び直せます。

未熟だった私たちを否定するのではなく、
あの時言えなかった言葉を、
これからの人生ではちゃんと伝えていく。

それが、私にとっての
「未来の変え方」です