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雨音のブログ

**《雨音のナイトレター vol.7》 手放したい日と、求めたい日のあいだにある心理。**

こんばんは、雨音です。
今日も一日、お疲れさまでした。

恋をしていると、
ある夜は「もう手放したほうが楽かもしれない」と思い、
また別の夜には「どうしてもそばにいたい」と感じる。

そんな相反する気持ちの波に、
自分でも驚いてしまうことがあります。

けれどこの揺れは、決して矛盾ではありません。

“好きという気持ち”と
“自分を守りたい気持ち”が
交互に顔を出しているだけ。

手放したくなる日は、
心が疲れているサインです。
相手への想いよりも、
自分を立て直したい気持ちが強くなる時。

求めたくなる日は、
心に余裕が戻り、
愛情が再びあふれ出してくる時。

この二つは、どちらもあなたの本心です。

人は、ずっと誰かを求め続けることも、
ずっと誰かを突き放し続けることもできません。

心は波のように、
前へ出たり、引いたりを繰り返すもの。

そして恋が深くなるほど、
この波はゆっくりと、静かに大きくなっていきます。

もし今夜、
「手放したい」と思ったとしても、
それは“嫌いになった”わけではありません。
ただ、自分を守るために距離を置きたいだけ。

逆に、
「求めたい」と思った夜は、
その人があなたの人生にとって
やはり意味のある存在だという証です。

大切なのは、この揺れを否定しないことだと感じます。

揺れるということは、
あなたが真剣に誰かを想えているということ。

恋は、心が揺れ動く人にしか訪れません。

どうか今夜は、
“揺れる自分”に寄り添ってあげてください。


         雨音