ページの先頭です。

ピースのブログ

顔がタイプ

顔がタイプ

昔観たドラマで今でも記憶に強く残っている
シーンがある。


主人公は目の見えない20代のとても綺麗な女性

その女性にとても惹かれ優しく献身的に接してくれる
心優しい50代の男性がいました。

女性も徐々にその男性の優しさ性格に惹かれ
好きになっていきました。

男性はとても喜び、人生で味わったことの無い
幸福感でした。

何故なら男性は自分の顔や容姿にとても強いコンプレックス
を持っていたから。

目が見えない相手とはいえ、こんなにも相手から好意を
持たれたことが初めてだったのです。


そして、遂に女性のほうから
こんな私でもよければ結婚して貰えませんか?
と逆プロポーズされて
それはそれは男性は泣いて喜びました。

ちょうどそのあたりのタイミングで
目が見えるようになる手術を運良く受けれる事に
なったのです。


女性は手術を絶対に受けたい気持ちでしたが

男性は違いました。

目が見えるようになって自分を見た時
嫌われるんじゃないか?この幸せが逃げていって
しまうんじゃないか?

そうした不安がとても強くあったのです。


男性は思わず

「目が見えるようになって僕をみたらきっと
君は僕を嫌いになるよ」

と言いました。


女性は

「そんな事は絶対にない。顔なんてどうでもいい。
私はあなたの優しい内面が好きなんだから」

と言ってくれて少しほっとしました。

彼はその言葉を信じよう。と不安な気持ちを抑えました。



そして手術が終わり彼女の目が開く瞬間

彼女は目の前には「白馬の王子様」をイメージして
ゆっくり目を開けました。


そこには、自分のイメージしてた顔とは
程とおい、おじさんが居ました。

動揺を隠せない彼女。


結局彼女はその後何も言わずに男性の元から去っていきました。


男性は「目なんて見えないままで良かった」と
とても強い悲しみで

そのドラマは終わりました。






「顔が好き」「顔がタイプ」「顔がどストライク」

「中身は良いんだけど顔がタイプじゃない」

「顔は別に拘らない」「まー顔が良いに越した事はない」





この顔問題は、人それぞれです。

「考え方の違いは、その人その人の違いであり、
間違いではありません」

ただ

「外見重視」「顔重視」という人にとって


「顔がタイプじゃないんだよなー」は

あまり長続きはしない気がします。

そういう人は、どこかで見切りをつけて、理想の顔に出会える旅の続行に行くほうが良いと思います。