NANAのブログ
【何でその時言わないの?!】溜め込みさんの心理
「溜め込むのには理由がある。」
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「じゃあ何でその時言わなかったの?」
パートナーから、こう言われたことがある人は少なくありません。
特に、普段はよく気が利き、無意識に自分よりも相手を優先してしまうような、
優しい性格をお持ちの方によく見られるお悩みです。
その場ですぐに意見したり、
反論出来ないのには理由があります。
(ケンカしたくなかったから…)
(勇気を出して言ったのに…)
(その時言わなかったのは、上手く言葉にできなかっただけなのに…)
(何も言わないからって平気なわけじゃない…)
その結果、それまでの不満を心の内に溜め込み、発した相手からすればなんてことはない些細な一言で、
今までの我慢していた気持ちが爆発してしまう、なんて方もいるのでは?
そんなことで?というトドメを刺されて、更に泥沼化していくという話も。
その爆発にはこんな心理が隠れています。
・分かって欲しい、認めて欲しい
・何かを犠牲にしなければ、自分の価値を保てないと思っている
こういった心理には自分では気づきにくいです。それでは、以下にまとめてみた特徴に当てはまるものではどうでしょうか?
【溜め込みがちな人の特徴】
・「なんでもいいよ」が口癖
→自分の意見よりも相手を尊重したい気持ちがある
・自己評価が低い
→それが故に自分に厳しかったり、完璧主義になってしまう
・時間や仕事等、日常的に何かに追われている
→余裕がない
・無趣味である、交友関係が狭い
→発散先がない
このように、
心理的な側面や、生活リズムや嗜好等
溜め込むのには様々な理由があります。
脱溜め込みには「ガス抜きと根本解決」
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どちらかが溜め込んだ結果、
お互いのためになるのならいいですのが、
グッと堪えた一瞬によって、無意識のうちに相手への期待が募り、その後の期待通りにいかない様々な出来事が不満として膨らんでいきます。
その都度爆発していたのでは、
お互いに疲れてしまいます。
溜め込んだ気持ちが溢れてしまうことを、
バケツに張った水に例えるならば、
溢れないためにはバスタブのように、定期的に栓を抜くことを意識してみてください。
よく言われるガス抜きです。
ガス抜きの方法は、
他で発散する方法を作ることがお手軽です。
例えば、買い物や行きたかったカフェで1人時間を過ごすでも良いでしょう。あるいは、家族や友人へ話を聞いてもらうのも、月並みではありますが発散には効果が高いです。
個人的にはインプット型の発散よりも、運動や断捨離などのアウトプット型の発散がより効果的だと感じました。
それが出来るようになったら、
根本解決に向けた意識改革です。
CASE1.
気になることが多く、その度に小言ばかりと疎まれるのが嫌で見過ごしてしまう。
▶︎「要求+ユーモア」で発言のハードルを下げる
面白いことを言うの?と大袈裟に捉えなくても大丈夫。
いつの間にか、「言いにくいと思うから言いにくくなるんだ!」と思えるまでになるものです。
ポイント>発言の内容と態度をあえて揃えない。初めのうちは相手に伝わることよりも、
その場で言えたことにフォーカスしてみてください。
CASE2.
過去の許せないことが今でも忘れられず、何かと思い出してしまう。
▶︎それ以前の経験との相関を探る
この場合は、パートナーとの関係以前に原因がある可能性もあります。例えば幼少期の環境要因や過去の恋愛での経験等による考え方をすぐに変えることは難しいですが、相関が自覚できれば、これからの出来事にどう向き合うかという視点で物事を考えられるようになります。
ポイント> 過去の出来事を遡る際は、辛かった気持ちも同時に思い出してしまうこともあるため、無理に向き合う必要はありません。
溜め込みさんの2STEPまとめ
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ガス抜き▶︎他で発散し、余裕を生む
根本解決▶︎日常の行動を変えて、溜め込まないコミュニケーションを癖づける
今後はガス抜きの様々な方法や、
根本解決のための考え方等もより詳しく発信していきたいと思います^^
NANA