陶子のブログ
婚活で「いい人がいない」と感じたとき
婚活をしていると、いい人がいないなと感じることはありませんか?
感じのいい人で仕事も安定している。収入や見た目などの条件も特に悪くない。
良くも悪くもないけれど、なぜかピンと来ない。
なんとなく違う、この人ではない。そう思って、また次の人を探す。
そして気づけば、もっと優しい人がいい、もっと条件のいい人がいい、
こういったお悩みをお聞きすることがあります。
時間がかかるほど、ここまで頑張ったのだから条件は譲れないというお気持ちになるのも
決して珍しいことではないと感じます。
結婚するお相手だからこそ慎重になるのは当然ですし、
自分を大切にしてくれる人と出会いたいと願うのは、とても自然な感情です。
ただ、そんなお話に耳を傾けていると、いい人を探しているつもりで、
いつの間にか条件に合う人を探す状態になってしまっているのではないかな、と感じることもあります。
たとえば、少し口数が少ない人を見て、会話が合わないと思うかもしれません。
でも、ただ緊張しているだけかもしれないですよね。
優しく何でも合わせてくれる人を見て、頼りないと感じるかもしれません。
でも、お相手の考えを押しつけず、あなたの気持ちを優しく尊重してくれているのかもしれません。
この人は違うと決める前に、この人はどんなことを大切にしているのだろうと、もう少し見てみる。
条件で無意識のうちに相手をありなしで咄嗟に評価してしまうのを少しお休みして、
ご自身にとって心地よい関係とは何かという自分軸をしっかりと見つめ直すことが
婚活においてはとても大切なのかもしれないと感じます。
少しだけ、私自身の話をさせてくださいね。
私は一度結婚を経験し、離婚を経て、再婚しています。
このこと自体珍しい話ではありません。
何故か私の人生は、どうしてこんなことばかり次から次へとと思うような転機の連続でした。
自慢でも何でもなく、昔から友人たちに口を揃えて本を出せと勧められるくらい幼少期から結構な内容なんです。
全く嬉しくありません。(-_-)
数奇?なのか何の引き寄せだったのか?
そんな星の元に生まれたのか何だか分かりませんが
そんな数々の出来事の人生の中でも、
私の離婚内容は相当な出来事でした。
私自身はすでに笑い話として昇華できているのですが、
当時を知る友人たちの間では時間が経った今でも話題にのぼるほどの
衝撃的な内容の離婚でした。。
最初の結婚を今振り返ってみても、目で見える条件は決して悪くなかったんです。
もしそれで幸せだったなら、離婚はしていなかったはずですよね。
でも実際には、何気ない日常の中で少しずつ問題が積み重なっていきました。
問題が起きたとき、そこに対する対処法も考え方も全く違ったのです。
意見が違ったときに同じ土俵で話し合うことができず、
問題への向き合い方も大切さの感覚もズレている。
結婚当初には分からなかったことが後から次々と出てきて、
結果的に家族として一緒に乗り越えていくことが難しくなってしまったのですが...
(交際している時に小さな違和感を軽く見ていたのは事実です。
かと言って大きな出来事でもありませんでした)
すれ違いの日常が続いたある日、
これまで全ての集大成と言えるような事件が
これ以上ないと言うくらいの特大の爆弾として降りかかってきたのです。
たった20日程度で心労で8kgも人は体重が勝手に落ちるものなんだと自分でもビックリしました。
自分の感情とは全く別個に置いて、今目の前で起きている事、
そして起き得る事を片っ端から処理して行かなければとんでもない事になり得る。
その件は私が関わったり起こしたことでもない。
でも周りはただ右往左往、だから結果的に私しか処理する人がいない。
同時に一番に子供の心も守らなければならない…
その後一気に体調崩し原因不明の高熱が収まらず倒れて入院…
退院したら円形ハゲがいくつもできているし、続けて帯状疱疹にギックリ腰…ストレスの恐ろしさをバカにしてはいけません(泣)
次から次へと起こる事態に、次は変な罪でも着せられて私は刑務所にでも行く人生にでもなるのか、
今まで何度も必死で立ち上がってきたのに意味がなかったのか、
自分の人生はどうせ何を頑張っても破滅的だと、
本気で絶望したわたしを友人が必死で支えてくれました。
その支えがなかったら本当にどうなっていたか…
この離婚劇は人生でトップ3以内に入る爆弾処理の出来事でした(笑)
だからこそ、痛いほど思い知らされた部分があると感じています。
この経験から感じるのは、結婚生活で毎日向き合うのは
プロフィールに載せられた条件だけではないということです。
仕事で疲れている日や、心に余裕がない日もありますよね。
そんなときに、私はこうしたいだけで終わるのではなく、
あなたはどう思う、二人ならどうしていこうかと話し合えるような関係性が
何よりも大切になってきます。
そして価値観が合う人がいいとよく言われますが、
何から何まで同じである必要はないと私は思います。
自分とは違う考えを持っていたとしても、相手が大切にしているものを尊重できるか。
そして、自分が大切にしているものも、相手に尊重してもらえるか。
違うところは二人で折り合いをつけながら、
人生の大切な部分では同じ方向を向いて歩いていけるかどうかが、
夫婦の幸せをつくっていくのだと感じています。
だからこそ、婚活でいい人がいないと迷ったときには、
どんな人と結婚したいかという視点から、
「どんな結婚生活を送りたいか」という視点へと少しだけ変えてみることを提案いたします。
お相手への条件を無理に下げたり、妥協したりする必要はありません。
ただ、今握りしめているその条件が、ご自身が心から望む心地よい毎日をつくるために
本当に欠かせないものなのか、
少しその部分を見つめ直してみると新たな視点が見えてくるかもしれません。
結婚は決してゴールではありません。そこから長く続く、二人の日常の始まりです。
日々のほんの小さな一コマを想像してみてほしいのです。
休日の朝、どんなふうに過ごせたら心がホッとするか。
仕事でクタクタになって帰った夜、どんな言葉をかけてもらえたら救われるか。
そんな何気ない日常の中にこそ、ご自身が心から求めている安心感や幸せの形が隠れているはずです。
完璧な条件を追い求めることよりも、
こうしたささやかな日常を一緒に心地よく過ごせるかどうか、お互い自然体でいられるかどうかが
長い結婚生活で一番大切になってくると感じています。
目の前のお相手を見ながら、この人とならそんな何気ない毎日を
一緒につくっていけそうかなと想像してみる。
そうやってお相手を見てみると、これまでなら違うと思っていた方の中に、
この人となら一緒に穏やかに歩いていけるかもしれないという
隠れた魅力が見えてくることもあるかもしれません。
