リアンのブログ
私の相談のスタンス( ᵕᴗᵕ )
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悩みを抱えているとき、人は「正しい答え」を探そうとします。
この人とは別れたほうがいいのか。
相手を信じていいのか。
この恋を続けていいのか。
相手は、本当は自分のことをどう思っているのか。
誰かに相談するときも、「どうすればいいですか」と尋ねることが多いでしょう。
けれど私は、相談員としてお話を伺うとき、必ずしもすぐに答えを出すことが一番大切だとは思っていません。
むしろ、その答えを出す前に、一緒に考えたいことがあります。
「あなたは、本当はどうしたいのですか」
これが、意外と難しいのです。
頭では「もうやめたほうがいい」とわかっているのに、心は相手を求めている。
もう連絡をしないと決めた夜に、ふとスマートフォンを手に取ってしまう。
もう会わないほうがいいと思いながら、次に会える日を心のどこかで待っている。
ほんの少し優しい言葉をかけられただけで、また心が揺れてしまう。
大人の恋愛には、そういう矛盾があります。
そして、ときには自分でも認めたくないほど、誰かに惹かれてしまうことがあります。
相手の声や仕草、ふとした表情。
近くにいるときの距離。
別れたあとに残る、何ともいえない余韻。
頭で考えれば「こんな恋はやめたほうがいい」と思うのに、心や身体は、理屈とは違う答えを出してしまう。
私は、そういう気持ちを簡単に「間違い」とは言いたくありません。
恋愛、とりわけ大人の恋愛には、正しいか、間違っているかだけでは語れない部分があるからです。
私は以前、法律の仕事に携わっていました。
法律の世界では、事実を整理し、問題を切り分け、一定の結論を導いていくことが求められます。
この考え方は、いろいろな場面で役に立つのは間違いありません。
けれど、人の気持ちはそう簡単には整理できません。
「こうするべき」と頭ではわかっていても、心がついてこないことがあります。
だからこそ私は、相談者の方に一つの答えを与えることよりも、その方自身がまだ言葉にできていない気持ちを、一緒に見つけていくことを大切にしたいと思っています。
本当は、相手に何を求めているのか。
ただ愛されたいのか。
必要とされたいのか。
それとも、もう一度誰かを心から好きになりたいのか。
そして――その人と、これからどうしたいのか。
すぐに答えが出なくても構いません。
話しているうちに、「自分はこんなことを考えていたんだ」と気づくことがあります。
私は、その瞬間に立ち会える相談員でありたいと思っています。
答えを押しつけるのではなく、一緒に見つける。
きれいに整理できない気持ちも、そのままでいい。
それが、私の考える「相談」です。
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