リアンのブログ
相談への向き合い方
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誰かに悩みを相談するとき、少し勇気がいることがあります。
「こんなことを話して、どう思われるだろう」
特に恋愛のことなど内心のお話となると、なおさらです。
好きになってしまった相手のこと。誰にも言えない関係のこと。頭では「やめたほうがいい」とわかっているのに、どうしても離れられないこと。
もし、そんな気持ちを打ち明けたときに、「そんな相手、やめておいたほうがいいですよ」と言われたら。
きっと、それ以上は話せなくなってしまう。あるいは、すでにそういうことを言われ傷ついてしまっていることもあるでしょう。
相談者の方のお話を伺うとき、最初から答えを決めつけないことを大切にしています。
ただ、それは、何でも肯定するという意味ではありません。
人の気持ちには、その人にしかわからない事情や、簡単には言葉にできない理由があるからです。
たとえば、「彼と別れたい」と話していた方が、ゆっくりお話を伺っていくうちに、本当に望んでいたのは別れることではなく、「もっと大切にしてほしい」ということだったと気づく。
「相手の気持ちを知りたい」という相談の奥に、「自分は相手にとって特別な存在なのだと確かめたい」という願いが隠れていることもあります。
人は自分でも驚くほど心が揺れることがあります。
もう会わないと決めたのに、連絡が来れば嬉しい。距離を置こうと思ったのに、目の前に相手が現れれば、やっぱり惹かれてしまう。
そんな自分を責めてしまう方もいるでしょう。
けれど、その気持ちを無理に否定しなくてもいいと思っています。
好きなら好きでいい。寂しいなら、寂しいと言っていい。会いたいと思う自分がいるなら、その気持ちにも耳を傾けてみる。
大切なのは、その気持ちを押し殺すことではなく、そこにどんな「願い」があるのかを知ることです。
本当は、相手に何を求めているのか。
ただ愛されたいのか。必要とされたいのか。それとも、もう一度、誰かを心から好きになれる自分でいたいのか。
すぐに答えが見つからなくても構いません。話しているうちに、少しずつ見えてくることがあります。
相談者の方に代わって人生の答えを決めることはできません。
けれど、迷っているときに立ち止まり、まだ言葉になっていない気持ちを一緒に探すことはできます。
うまく話せなくても大丈夫です。気持ちがまとまっていなくても、矛盾していても構いません。
誰にも見せられなかった心の内を、ここでは少しずつ言葉にしてみてください。
あなた自身もまだ知らない、あなたの本当の気持ちに出会うために。
❖ リアン ❖
