山田ゴメスのブログ
「誰々と知り合い」であることを自慢するときに注意すべき点
飲みの席だとかで、
「オレ(アタシ)…じつは
◯◯◯と知り合いなんだよ!」
(※以下、すべての「◯◯◯」の中には誰だかの著名人の名前を入れてくださいw)
…みたいな感じの自慢をするヒトを散見します。
「オレ、◯◯◯と会ったことがあるんだぜ!」
「アタシ、◯◯◯とトモダチなのよ!」
…といった風に。
他の席から漏れ聞こえてくるケースもあれば、
直接、自分にぶつけられてくるケースもあります。
そんなときは、たいがいが
「だからなんやねん!?」
…と、内心ではついツッコミたくなるわけですが…
時おり、ぼく本人も自身の華麗なる交友関係(?)を
「会話のスパイス」
…として使用することは無くもありませんので(笑)…まあ、
「人の振り見て我が振り直せ」
…といったところでしょう(^^;;
で、この手の自慢話に踏み切る場合、ポイントとなるのは──
「〜と知り合い」
…の部分を、どう表現するか…なんであります。
前出のように
「会ったことがある」
…で留めておくのは、
「だからなんやねん!?」感こそ増し増しですがw、
その控えめな姿勢は好感が持てます。
いっぽうで、やはり前出のようにやたらめったら安易に
「友だち」
…を乱用するのはいただけません。
「友だち」ならまだしも、
「アタシ…◯◯◯と親友なの!」
「◯◯◯はオレのツレなんや!(※←関西弁)」
…などと、「相当親しい間柄」をフライング気味にアピールするヒトも
過去、何人かは実在しました。
仮に万が一それが本当であっても、「親友」だとか「ツレ」だとかというワードを
迂闊に多用してしまうような人間を、少なくともぼくは、あまり信用ができません。
「親友」というのは、一生で一人二人できたら幸運…クラスの奇跡的な出会いから
生まれるものなのですから……。
ぼく個人としては──最低でも
「頻繁にLINE(など)のやり取りをしている」
…レベルじゃなきゃ、
「友だち」
…という言葉は使うべきではない、と考えます。
そして、そこまでじゃないヒトを形容する場合──(比較的)適切で、
それを話す相手に嫌悪感を与えない言い回しは、
「知人」
(※=お互いに顔や名前を知っている人)
「面識がある人」
(※=実際に会ったことがある人)
…ぐらいでちょうどいいのではないでしょうか?