アラフォーの独身女性は結婚できない？共通する特徴とは

晩婚化、生涯独身率が緩やかに上昇を続ける中でも、結婚願望をもつ女性はたくさんいます。その中で、どれだけの人が未婚人生を送っているのでしょうか。

7人に1人の女性が結婚できていない

内閣府が少子化対策の一環として調査した結果によると、34歳以下の女性の89.3％が「いずれ結婚するつもり」だと回答しています。

ところが、35〜39歳の女性の未婚率は23.9％となっています。

もともと結婚するつもりのなかった10.7％を除くと、およそ13.2％のアラフォー女性は、「結婚したいのにできない」状態にあるといえるのです。

さらに、50代女性の未婚率は14.1％になっており、およそ「7人に1人」の女性が「生涯独身の道」を突き進んでいるという結果が出ています。

結婚願望があるのに未婚のアラフォー女性には、共通する特徴があることをご存じですか？

自分が以下のどれかに当てはまっていないか確認しましょう。

ここから先はかなり辛口なので、読み進める際はご注意ください。

いつか結婚できると思っている

結婚したいのに独身でいるアラフォー女性の中には、運命の人と恋に落ちてドラマみたいな結婚を夢見ている「プリンセスタイプ」がとても多くいます。

しかし、現実に今から王子様が現れるのはあまり期待できません。

子供の頃は、ある程度の年齢を重ねれば、いつかは結婚していると思っていた人は少なくないでしょう。
しかし、アラフォーまでに順調に結婚を果たした女性たちは、将来を見据えて積極的に男性とお付き合いをしてきたのです。

結婚を望むなら「待ち」の姿勢でいるのは止めましょう。
年齢を考えれば、より積極的に相手を探さなければならないのは言うまでもありません。

プライドや理想が高い

年代別に女性が「結婚相手に求める条件」を比べてみると、驚くことに年齢を重ねた女性ほどハイスペックな男性を求める傾向にあるそうです。

自身もキャリアを積んだアラフォー女性は、自分自身にも厳しいことが多いですが、相手の男性にも多くを望みがちになります。

昔は高収入・高学歴・高身長の3つが揃った男性を「3高」と呼び、多くの女性が全て揃った男性を求めていました。

しかし、そんなハイスペックな男性は引く手あまた。
当然ながら狙う女性も多く、競争率は激しいものです。そしてライバルの中にはもちろん、20代の若い女性も混じっています。

ここで起こるのは「需要と供給のミスマッチ」。
そもそも、結婚相手を条件だけで探そうとすると、それだけ出会いの幅を狭めることになります。

相手に対して寛容になり、条件ではなく相性のよさを見極められるようになると、新しい扉が開かれるかもしれません。

結婚への恐れがあるのかも

仕事に趣味にと自由に過ごしてきたアラフォー女性は、心のどこかで「結婚により生じるデメリットへの恐れ」を抱いているのではないでしょうか。

自分1人であれば、やりたくないときは家事は適当に済ませ、お金も自由に使えます。結婚すれば、そうしたいろいろな自由が制限されることになるのです。

潜在的に「本当に結婚となると…」と思っていると、いいなと思う男性に出会っても、「私の生活を邪魔する素養があるのでは？」と粗探しばかりしてしまうでしょう。

独身アラフォー女性には、決定的に結婚に不向きな特徴を備えていることが見受けられます。

気立てのよい優等生タイプ

第一に、「真面目すぎる女性」が挙げられます。
このタイプの女性は、他人に反抗したり自己主張したりといった行動を取ることがほとんどありません。

人付き合いでは空気をよく読み、心ない発言をしないよう常に気を配ります。仕事をすれば、迷惑をかけないようにと人一倍頑張るでしょう。

結婚すれば、よき妻・よき母になれる素質を十分に持っているといえます。

しかし、恋愛においても自分を抑えがちで、相手任せになってしまうのもこのタイプの特徴です。
相手のことを気にして、自分がどう思っているか伝えられないため、深い関係に踏み込むまで時間がかかるでしょう。

また、求められるまま仕事に没頭してしまうのも、結婚を遠ざける原因の一つです。できれば仕事はほどほどに、恋愛できる心の余裕を持つことが大切です。

自分のやりたいことを優先してきた

意志をしっかり持ち、熱中するものがある女性はとても魅力的です。しかし、「自由と結婚を秤にかけて自由を取る」ことを続けてきたから、今独身という結果になっているのかもしれません。

このタイプは思考の切り替えが早いため、「彼氏を作っておけばよかった！」と思いながら、翌週にはその気持ちも薄れてしまうこともしばしば。

先を見据えて誰かと本気で向き合ってみることが結婚への第一歩になるでしょう。

実家住まい

家に1人でいる寂しさを感じたとき、結婚へのモチベーションが上がりませんか？
実家住まいの場合、自分の部屋を出れば誰かしらいるため、寂しさは続きません。

さらに家族の仲がよい場合、居心地がよすぎてわざわざ離れる、家を出ていくという思考にはなりづらいでしょう。

平成22年に行われた国勢調査によると、35歳で独身だった女性が40歳になったとき結婚している割合は、『わずか10％』程度となっています。

10％に食い込むためにできること、あなたは何が思い浮かびますか？

結婚相談所で相手を探す

結婚相手を効率よく探すなら、結婚相談所への登録をしてみましょう。男性の登録者も結婚を希望しているため、結婚に向けて最短距離のお付き合いができます。

名の通った大手相談所には多くの会員がいますが、おすすめなのは地元のこぢんまりした相談所です。

結婚相談所では会員ごとにカウンセラーが付き、マッチする相手を紹介してくれます。小規模な相談所では、会員が少ない分親身になって相談にのってくれる傾向があるようです。

改めて自己分析をしてみる

これまで結婚できない原因について述べてきましたが、思い当たる節があった人もいるのではないでしょうか。

今すべきことは、結婚したい気持ちがあるのに独身でいる理由を明確にすることです。『自己分析』がしっかりできていると、今後の婚活への姿勢も変わってくるでしょう。

ぼんやり考えるよりも、紙に書き出してみることをおすすめします。思いもしなかった本音が出てくるかもしれません。

生活力を身に付ける

しっかりした社会人と結婚したいのは男性も同じです。
相手に多くを求めるなら、自分もそれなりのリターンができるスペックを備えているべきです。

もし家事や料理のスキルがあまりないと、あなた自身が理解しているなら、まずは自分の足元をしっかりと固め、収入や家事スキルなどの「生活力」があることをアピールできるようになりましょう。

アラフォー独身女性には、受け身すぎたり自由すぎたり、結婚できない理由がどこかしらにあるはずです。

今までの自分を振り返ってみて、問題が明確になったならチャンスと考えましょう。いいなと思う人に結婚を意識してもらうには、自分改革が必要不可欠です。

35歳以上のアラフォー女性は、約10人に1人が結婚できると統計が示しています。前向きな女性は年齢問わず魅力的に映るものです。諦めずに幸せな未来をつかみ取りましょう。