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気になる異性の「心の距離感」を近寄らせる方法

気になる異性の「心の距離感」を近寄らせる方法

2023.12.28 相手の気持ち
気になる異性が出来た時、どのようにしてその異性との距離を近寄らせていますか?

距離を近寄らせたい一心で、気になる異性との心の距離感を間違ってしまったと深く思い悩んだことはありませんか?

「どのようにして、気になる異性に近寄れば良いかわからない…」
「どのようにすれば、気になる異性に自分のことを意識してもらえるかな?」

そのような悩みから、勇気の出し方がわからない人も多いのではないでしょうか。

今回は、気になる異性との距離の近寄らせ方のポイントをお伝えしたいと思います。

気になる異性と接する回数が心理的距離感を近寄らせる(単純接触効果)

気になる異性が出来た時には、単純接触効果を利用しましょう。

どこかで、聞かれたことがあるかもしれませんが、単純接触効果は、社会心理学者のザイアンス先生が提唱された効果です。

よく見かける、よく会うなど、顔を合わせる機会が多くなる相手ほど、自然に互いに親しみを持つという心理的なものがはたらきます。

例えば、CMソングでも単純接触効果は使用されています。
初めは、耳慣れなく違和感を感じるCMソングであったとしても、毎日、頻繁にそのCMソングが流れると、自然と慣れてしまい、知らない内にそのCMソングを口ずさんでいたり、好きになってしまったりします。
このようなことも一つの単純接触効果の例としてあげることができます。

距離を近寄らせたい異性が身近にいるのであれば、挨拶の回数を増やす、会う回数を増やす、接近する機会を増やすことを意識して、行動などをされてみてはどうでしょうか。

連絡を取り合っている関係であれば、どのようなことでも良いので、連絡回数を増やすことも一つの方法と言えます。

どのような形であっても、相手と関わることを増やすことによって、単純接触効果はより有効なものとなるかもしれません。

まずは、少しの勇気を持ち、接触する機会を増やしていくことを心掛けましょう。

余談ですが、単純接触効果が一番有効とされるのは、実際に逢うことだと言われています。
逢える機会があればあるほど、気になる異性との関係性はより良好になるかもしれませんね。

勇気を出して行動してみてはどうでしょう。

自己開示を利用する

接触する機会が増えた、会話や連絡をする機会が増えた後の、次のステップは自己開示です。

自分自身のこと(プライベートなこと)を話すことを自己開示と言います。自己開示をすると、他者から信頼されることが多くなります。

他者は、相手を知れば知るほど、警戒心が薄れていき、反対に親密度は上がっていきます。他者も自分自身のことを話やすくなりいつの間にか、他者も自己開示していることが多くなっていきます。

他者は相手から、大切なプライベートの話をしてもらった。自分も相手に大切なプライベートのことを話た方がよいのかなといった心理的要因がはたらいてきます。
そのことによって、他者も相手に心を開いた会話をしていきます。これらの要因を自己開示の返報性の法則と言います。

しかし、自己開示を一歩間違えてしまうと、悪い印象を与えてしまうこともあります。

私のことをもっと知って欲しいと、自分の話ばかりしてしまう経験はありませんか。
自分をさらけ出して、自己開示することで、他者との心の距離感が近寄ることもありますが、他者が興味を持っていない話を延々と話してしまうことや、何の脈略もなく心が重く感じてしまう話をしてしまうなど、自分語りになってしまうことは、逆にものすごく好感度を下げてしまうことになってしまうかもしれません。

自分自身をさらけだすことは大事なことでもありますが、自分語りは避けた方が無難かもしれませんね。

質問は発言を引き出すのがポイント(フォローアップ質問)

ある程度の自己開示をした後にしていくことは、他者への質問回数を増やしていくことです。

会話中の質問回数が増えれば増えるほど、自分のことに興味を持ってくれているんだと、他者は相手から関心があるといったサインを勝手に受け取ったりします。

他者は自分のことを話せる機会も増えるので、質問をしてくれた相手に好意を抱くようになったりします。
自己開示の返報性の法則です。

そして、質問をする中で、意識して欲しいものは、他者からの発言を引き出すような質問、フォローアップ質問をすることです。

フォローアップ質問とは、以前の会話に関連する追加質問のことです。

例えば、「この前、旅行で〇〇に行っていたと言っていたけど、〇〇のどういった所に行ってきたの?」や「仕事の話を聞いたけど、その仕事に就こうとしたきっかけは何だったの?」などがあげられます。

フォローアップ質問が効果的な点は、他者が気になっており、他者の話をさらに理解しようとしているサインとなります。
また、他者に好意を持ち、より深い関係になりたいといったサインにもなり得ます。

単純なことですが、他者から興味や関心を持たれると、多くの人は嬉しくなったりします。
愛情の欲求や承認の欲求が満たされることにもつながります。

会話をする時には、自分自身のことばかり(自分語り)のではなくて、他者の発言に焦点を向けることに意識をして、質問をすることを心掛け、他者に対しての興味や関心を表すことで、良好な関係を構築していくことができるのかもしれません。

最後に

好意を持っている異性との心理的・物理的距離感を近寄らせる方法として、お伝えをしていきましたが、いかがでしたでしょうか。

今回、お伝えをさせて頂いたことは、ほんの少しの恋愛心理に有効となりそうなことを書かせて頂きました。

その他にも、恋愛心理に有効となるものとして、ハロー効果、類似性の法則、メラビアンの法則、つり橋効果など多数存在しています。

恋愛心理も大変、参考になると思いますが、最終的には、ご自身が勇気を出して、もう一歩、踏み出してもらうことだと思っております。

過去の上手くいかなかった経験から、それがトラウマ的になってしまって、もう一歩踏み出す勇気が出せないのかもしれません。
もう一歩踏み出すのが難しいのであれば、半歩でも踏み出して頂きたく思います。

ご自身と同じように悩んでいる異性も多いのではないでしょうか。
一歩踏み脱せない異性が、実は、ご自身に好意を持っているかもしれません。

半歩近づくことが出来れば、好意をもってくれている他者も、半歩、近づいてくるかもしれませんね。
他者とご自身が半歩ずつ近寄ることができたのなら、ふたりで一歩、近づいたことになります。

そのことがふたりの最初の愛の共同作業になるかもしれませんね。
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